保護者の方へ
お子様がインターネットを
安全に安心して利用するために。
生まれたときからインターネットやスマートフォンがある生活の中で育ってきた子どもたちにとって、ネットやデジタル機器に対する感覚は保護者世代と全く違っています。本やテレビと同じように、ネットやデジタル機器も子どもたちにとっては当たり前の道具にすぎず、危機感は希薄になっています。
その子どもたちに安全、安心して利用できる環境を整え、適切な利用の仕方を伝えることで、子どもたちを被害から守ることは保護者の責務でもあります。
トラブルを未然に防ぐために、以下の3つのポイントを参考にしてみましょう。そして、日頃から親子でコミュニケーションをしっかりとり、子どもと話し、見守ることがとても大切です。
ポイント1家庭でのルールを作りましょう。
子どもたちが、インターネットを利用するのは家庭内が多いと考えられます。
家庭での利用ルールを決めていない方は、以下の例を参考にルールを作ってみましょう。ルールは大人が一方的に決めるものではなく、子どもと一緒に作ることが大切です。子どもと話し合いながら、成長に合わせてルールを見直していきましょう。
例)スマホの利用ルール
- 学校のルールを守る。
- 知らない人からの着信やメールは無視し、返信しない。
- SNS等に書き込むときは、悪口やうそなど無責任なことを書き込まない。
- 自分や友だちの名前や住所など個人情報は書き込まない。
- インターネットで知り合った人と実際に会わない。
- 夜の9時以降はスマホを使わない。
- 食事中や人と会話しているときに、メールしたりネットを見たりしない。
- 困ったときはすぐに相談する。
など
ポイント2フィルタリング設定をしましょう。
フィルタリングは、違法・有害なウェブサイトや利用させたくないアプリをブロックしてくれるサービスです。利用時間や課金制限など細かく個別に設定できますので、子どもの成長に合わせて、利用できる範囲を広げていきましょう。
携帯電話会社をはじめ各社がサービスを提供していますので、詳しく知りたい方は問合せしてみましょう。
関連サイト
上手にネットと付き合おう!フィルタリングサービス(総務省)
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/filtering/
ポイント3大人が子どものお手本になりましょう。
日頃から子どもたちは、大人がインターネットやデジタル機器を使っている姿を見ています。それを真似して、使い方やマナーを学ぶこともあります。
保護者自身も、インターネットの知識を高め、正しい使い方やマナーを実践し、子どもたちの良いお手本になるように心がけましょう。
スマホ・ケータイの安全・安心 利用啓発チラシ
青少年のインターネット利用率は9割を超える高い割合にあり、SNS等に関するトラブル等は近年増加傾向にあります。
便利なスマホ・ケータイですが、使い方次第では思わぬトラブルに発展します。適切な事前対策や相談窓口への連絡により、安全・安心な利用を心がけましょう。
詳しくは次のPDFをご参照ください。
スマホ・ケータイの安全・安心な利用を!!(PDF:340KB)
関連サイト
- ネットの危険から子供を守るために(内閣府)
- インターネットトラブル事例集(総務省)
- ハートがなけりゃSNSじゃない #NoHeart NoSNS(一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構)
- 子どもとネットのトリセツ(安心ネットづくり促進協議会)
- 情報モラル映像教材(愛媛県警)